物価上昇が続くなか、毎月の電気代は少しでも抑えたいですよね。
マイホーム計画や、太陽光発電の検討で悩まれている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ユニバーサルホームで太陽光パネル付きマイホームを建てた我が家の電気代を紹介します!
- ユニバーサルホーム新築戸建ての電気代
- 床暖房を使用した場合の冬の電気代
- 太陽光発電でどれくらい電気代を下げられるのか
結論:2023年度電気代は年間14.1万円
我が家の2023年度電気代は、年間141,725円でした。※月平均11,810円
冬の電気代(床暖房使用)
我が家が床暖房を使用した月の電気代は、1ヵ月あたり1.2万円~1.8万円でした。
太陽光発電で電気代を年間13.7万円削減
我が家は太陽光発電の導入で、電気代の負担を年間13.7万円削減できました。
内訳は次のとおりです。
電気代トピックス:燃料費調整で年間3.8万円減
2023年度の特徴
- 電気代が6月から値上げ
- 基本料金3,700円UP
- 燃料費調整単価が6月以降マイナス
- 燃調単価は1kWhあたり△9円~△11円
- 我が家の電気代は燃料費調整で年間38,487円安くなった
以下で詳しく紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください
前提
我が家の設備や生活スタイルなどは、以下のとおりです。
設備等
- ユニバーサルホームで2022年に建築(2階建て)
- 1階完結型の間取り(1階24.5坪)
- 1階全面床暖房(玄関・浴室除く)
- 太陽光パネル(定格出力5.4kW)
- ポータブル蓄電池(容量5.12kWh)
- エコキュート
- ガス乾燥機『乾太くん』
生活スタイル
- 居住地:四国(積雪が稀なエリア)
- オール電化 ※ガス乾燥機用に別途ガス契約有り
- 共働き4人家族
- 平日の日中は誰も家にいないことが多い
- 深夜料金時間帯に洗濯乾燥や食洗器を使用
- 2023年度後半は第二子の出産・育休で毎日在宅
家電の使用頻度
- エコキュート
- 空気清浄機:24h稼働
- 海外製大型食洗器:毎日使用
- ドラム式洗濯乾燥機:毎日2回程使用
- 乾太くん:急ぎの場合に使用
- 除湿器:梅雨時期に適宜使用
- エアコン1台:真夏に毎日使用
- 大型加湿器:冬~春の間24h稼働
- 床暖房:11月~3月の間使用
- 床暖房の稼働時間帯:基本的に23時~翌9時 ※真冬は14時~16時に補完運転
料金プラン
四国電力 でんかeプラン
【2023年度】電気代の月別推移
電気代と売電収入
我が家の2023年度電気代は、年間141,725円、月平均11,810円でした。
太陽光発電の余剰売電収入は、年間55,607円。
月別の実績は下図のとおりです。
2023年度は床暖房を使用しても1ヵ月で2万円を超えなかったね
2022年度の冬は2万~2.7万円の請求がきて焦ったような…
年によって電気代の水準が違うのはナゼ?
電気代の内訳を見てみよう
電気代の内訳
我が家の電気代の内訳は下図のとおりです。
注目したいのは燃料費調整額です。(基本料金の値上げも無視できませんが…苦笑)
通常、冬は床暖房の使用で電気代が高くなるのですが、今回は燃料費調整がマイナスだったので、電気代の上昇が抑制されています。
- 冬の燃調単価が、購入電力量1kWhあたり△8円程度で推移
- 我が家の冬の購入電力量は1月あたり560kWh~870kWh
- 結果的に、燃調で冬の電気代が毎月約5~7千円安くなった
燃調単価がプラスに転じると、冬の電気代が跳ね上がる訳だね…
燃調単価が±0円/kWhだった場合の電気代を見てみようか
燃調が無ければ、冬は2万円を超えていたんだね(汗
試算上、燃調単価が+4円/kWh 以上で3万円を超えていました(滝汗
でも、床暖房の快適さを知ったら止められないんだよな~
太陽光発電による電気代削減
我が家は太陽光発電の導入で、電気代の負担を年間13.7万円削減できました。
内訳は次のとおりです。
電気代の差額とは、太陽光発電の自家消費によって電力会社から電気を買わずに済んだ金額を試算したものだよ
次の項目で詳しく紹介しますね
太陽光発電の自家消費
ここからは、太陽光発電による電気代の差額について、我が家の電気の消費量と太陽光発電の自家消費量の実績をもとに紹介していきます。
電気の消費量と自給率
2023年度の消費電力量は7,813kWh/年。
そのうち約4割を太陽光発電(自家発電)で賄えていました。
約4割分は電気代が発生していないのね!
月別実績を見ると、季節によって特徴があるのがわかるよ
月別の消費量と自給率
- 消費電力量の5~7割を太陽光発電で賄えた(4月を除く)
- 購入電力量が基本料金内(310kWh/月)だったため、電力会社へ支払った電気代は基本料金のみ※別途、燃調や再エネ賦課金あり
- 床暖房の使用で電気の消費量が大幅に増加
- 消費電力量の2~3割を太陽光発電で賄えた
(試算)太陽光発電が無い場合の電気代
太陽光発電が無く、消費電力をすべて電力会社から購入していた場合の電気代請求額はいくらだったのか……気になりますよね。
試算した結果、電気代請求額の差額は
年間81,336円、月平均6,778円となりました。※売電収入は加味していません。
- 太陽光発電あり
-
年間 141,725円
月平均 11,810円
- 太陽光発電なし
-
年間 223,061円(+81,336円)
月平均 18,588円(+6,778円)
月別の比較は次のとおりです
我が家の太陽光発電に関する実績は、コチラの記事をご覧ください。
ユニバーサルホーム電気代まとめ
2023年度の実績について、我が家では以下のとおりとなりました。
- 2023年6月以降の燃調単価がマイナスだったので、高くなりがちな冬の電気代が毎月5~7千円安くなった。
- 太陽光発電で電気代の負担が年間13.7万円削減できた
我が家に関しては、太陽光発電を採用して良かったと言える結果だったよ。
太陽光発電は、天候や立地などの条件に左右されるので、我が家の実績は参考例の一つとして捉えてね!
コメント